#好奇心旺盛

海外事業部 / 2020年新卒入社

ロンドンで今の上司と運よく出逢えたことが
入社のきっかけに

テクノプロに入社したきっかけを教えてください。

私はポーランドの出身で、オランダの大学院でファイナンスの勉強をしていました。
幼い頃からテクノロジーや化学に興味があったのですが、その一方で国際的な仕事で社会に貢献したいという希望をもっており、そのために外国語を学ぼうと京都にある大学院に留学したんです。
留学先に日本を選んだのは、もともと日本文化に憧れがあり、いつかこの国で働いてみたいと思っていたからでした。
そんな時、ロンドンで行われた就職イベントで、今の上司と出会ってお話したことが縁でテクノプロに入社することになりました。

遠く離れた異国での就職に迷いはありませんでしたか?

自分が希望していた国際的な仕事であったこと、かつ興味を持っているテクノロジーと大学で勉強したファイナンスの知識が活かせるものだったので、まったく迷いはありませんでした。
ただ、内定を頂いたのは2019年。その後に新型コロナが流行したことから、今年の3月に日本に来るまでの間はポーランドの実家からからリモートで仕事をすることになりました。

海外事業部の魅力は
国境を越えてさまざまな国の人と働けること

海外事業部の仕事内容について教えてください。

海外子会社の事業サポート、及びモニタリングが主な仕事になります。新しい海外M&Aが行われた場合には、買収後の経営統合(PMI)も海外事業部が担当しています。私は現在、シンガポール本社のヘリウス・テクノロジーズ社という海外子会社を担当しています。ヘリウス・テクノロジーズ社は、インド、タイ、ベトナム、マレーシアにも拠点があり、毎月、各国から実績数値、KPI等の情報を集めて、予実管理を行ったり、データ分析を行い、マネジメントに報告しています。

担当業務の面白さややりがいについて教えてください。

国境を越えてさまざまな国の人と働けることですね。
そもそも私はポーランド人ですから、日本の皆さんとこうして働いていることはもちろん、今の仕事に就いたことでシンガポールやインドの人とも一緒に仕事をすることになりました。
文化の違いがありますから理解し合うまでにはいろいろなことが起こりますが、私にとってはそれも面白いと感じる部分です。
例えばインドの方は「はい」という意思表示をする時に頷くのではなく、∞のように首を横に振るんですが、そのようなボディランゲージに馴染みがなかったので、最初は戸惑いました。
でもそういった文化の違いを越えて、徐々に信頼関係を築けた時はとても嬉しいですね。

テクノプロは時代の先端をいくグローバル企業

テクノプロはどんな会社ですか?

時代の先端をいく会社だと思います。
内定を頂いた後に新型コロナが流行し、世界が一変してしまったわけですが、テクノプロはリモートでも仕事ができるようすぐに体制を整えてくれました。
今はもうどこの会社でもリモート業務が導入されていて珍しいことではありませんが、2020年の9月にそのような決断ができる会社はほとんどなかったと思います。
また、ポーランドと日本では時差が8時間もあるのですが、そんな中でもしっかりとコミュニケーションがとれるよう配慮してくださり、会社全体がグローバル化を意識して動いていると感じています。

入社してよかったことは?

出張で世界を飛び回り、自分がやりたいと思うことを実現できている点です。
そして年齢や肩書きに関係なく、成果を評価してくれるところですね。
社内の人間関係もとても素晴らしいです。
私は現在フルリモートで仕事をしていて特に出社する必要はないのですが、皆さんと直接話がしたくて週に1,2度は自ら出社しているぐらい、とても居心地のよい会社です。

先輩や上司はどんな方で多いですか?

非常に信頼できる方々で、とても恵まれた人間関係の中で仕事をしています。
上司や先輩には入社当初からお世話になっていて、この2年間で学んだことは山ほどあります。特に上司からは、子会社のマネジメントをする際の姿勢を始め、さまざまなことを学びました。
また、1年半もの間、8時間の時差を超えてコミュニケーションをとってくださり、その間ひとつのトラブルもなかったことは皆さんから頂いたサポートのおかげだと思っています。

ワーク・ライフ・バランスは?

残業は自主的にやらなければ、まずありません。誰かにやれと言われたことはこれまでに一度もないですね。
先日は有給をとって10日間、バイクで日本を半周してきました。
最近はサーフィンにもはまっていて、週末は早起きして千葉の海まで行っています。

常に「Why?」を持ち続けることで
真実にたどりつく

コンラッドさんの#を教えてください。

私の#は「好奇心旺盛」です。
私の主な仕事はデータ分析なのですが、この仕事の最も大事なポイントはデータから真実を見抜くこと。そのためには常に「Why?」という疑問を持ち続ける必要があります。
なぜこの数字になっているのか。なぜこういうやり方をしているのか。さまざまなことに好奇心を持って「Why?」と考え続けないと真実までたどり着けない。そのような経験から、この#を選びました。

仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

みんなが楽しく仕事ができるような環境を作ることですね。
特に私の仕事には文化の違いがついて回りますから、そこには特に気を遣っています。親会社としての立場から何かを依頼する時も、決してこちらの都合を押し付けないように、伝え方もよく考えています。
またみんなが同じ目標を持って、そこに向かっていくという意識を作ることも大事だと思っています。
そのためにも信頼関係をしっかり築くことは何よりも重要ですね。

迷ったら自分に
「Why?」と聞いてみる

海外事業部の仕事ではどんなスキルが身につきますか?

データ分析に関するスキルが身につくと思います。
ただ、大事なのはデータだけを見て判断するのではなく、ちゃんと現地に行って直接
自分の目で現場を見て判断すること。
それは今の仕事はもちろん、これから生きていく上でも大いに役立つスキルだと思います。また、日々の仕事に真摯に向き合うことで、異文化コミュニケーション力も自然に鍛えられます。

海外事業部の仕事に向いているのはどんな人だと思いますか?

一日の間にさまざまな国の方とお話することがあるので、オープンマインドでコミュニケーション能力の高い人が向いていると思います。
人との間に壁を作らず、積極的に人と関わっていけるタイプだと楽しく仕事をできるのではないでしょうか。

最後に学生さんへのメッセージをお願いします。

皆さんの中には、自分の進路に迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
これは私の勝手な意見なのですが、迷った時には他人に聞かない方がよいと思っています。他人に聞いても、それは余計に迷いを生むだけです。もし何かを尋ねるとしたら、それは他人ではなく自分です。
「何がしたいの?」「何を選んだら後悔しない?」
一晩でよいので、自分によく聞いてみてください。自分が求める答えは、外ではなく必ず内にあります。
そして仕事をしていく上でも、常に「Why?」を自分に、そして時には周りの環境にも聞き続けてほしいですね。
その好奇心は必ず、自分の成長につながるはずです。

OTHER PERSON

ALL MEMBERS
#Empower the future 経営企画部 (広報IR室) / 2018年中途入社
#貪欲に 事業管理部 / 2002年中途入社
#継続は力なり 財務部出納管理課 / 2006年中途入社